○財会 企業見学会 vol.1 (株)林原生物化学研究所

12名で広大な敷地の研究所に押しかけ、約2時間に渡り、広報のご担当の方つきっ切りで、中身の濃い見学をさせて頂きました。簡単ではございますが、主な流れと内容をレポートします。

(1)研究所前に集合

藤崎の主要道路を一本入った所に、研究所が建っていました。広大な敷地を使って背の低い赤レンガの建物が並んでいます。周辺ではあまり見られない雰囲気に、一同期待が高まります。

(2)豪華応接室でのプレゼンテーション、ビデオ

いきなり豪華な応接室に通して頂きました。こちらで、広報の横山様より、会社概要のプレゼンテーションをして頂きました。(約40分)

主な内容は、

・企業(グループ)概要、沿革
・事業内容、経営方針
・各種開発製品紹介

といった内容でした。

引き続いて、林原健社長、林原靖専務が登場する、企業紹介のビデオが上映され、経営者の生の声で経営理念や今後の取り組み方針など、興味深い話をお聞きすることができました。

プレゼン、ビデオでご説明を受けた内容は、年度毎の事業計画を追いかけている一般的な企業と異質と感じられました。

何年経っても成果が出るか(ビジネスになるか)わからない研究でも続ける、自分たちは材料屋で、どのように儲かるかは製品化する食料品製造会社や製薬会社が考えて使ってくれればよい。

従って、マーケティングをして目先の社会現象を追いかけたりしない。一般的な会社は3年、5年という期間で投資を回収して株主に配当できることを基本とするが、林原ではもっと長期で考える。だから株式公開はしない。家業を維持する。

その上で、世界で林原しか作っていないという、「Only oneかつNo.1」な物を今後も作っていく。これらを是非世界中の人々に知ってもらいたいので、社員が直接現地に出向いて説明し、理解してもらう。

・・・など、大変特徴的で印象深い内容でした。

林原生物化学研究所
岡山市中心部から車で15分程の郊外に立地
スライド上映
所内の案内
当日は、(株)林原の横山様にご案内いただいた
林原製品の展示
目に優しい「バイオライト」や甘味料「マービー」など、林原の製品が並ぶ

ここまでの内容について、参加者の感想をご紹介します。

  • 戦略的な非上場、長期にわたる研究開発、他に例を見ないものへの地道な研究開発など、見学会にてご説明をお伺いさせていただいたことですばらしい経営方針をお持ちだと感動いたしました。(匿名)
  • 地元企業ということで名前こそ知っていましたが、企業理念をお聞きして、またその歴史を教えていただき、こんなに素晴らしい会社が身近にあることに誇りを感じました。(中川)
  • 地元を大切にしていること、地元で生きていくという覚悟を持って企業活動をしていることを感じました。(中川)
  • 研究という部分に重きを置き、軸をずらす事無く事業を展開されていて大変参考になりました。(穴田)
  • メセナ事業について、慈善事業としてやっているわけではない、というお言葉に企業としての強い意志を感じました。(穴田)
  • 「メセナ活動」がボランティア、慈善事業ではなく、幅広い知識・経験が創造力の源泉であり、会社の生命線である、ということから実施されていることが強く印象に残りました。(岡本B)
  • 岡山駅前の再開発事業「ザ ハヤシバラ シティ」の実現を楽しみにしています。(匿名)
    ※「ザ ハヤシバラ シティ」プロジェクトのページ http://www.the-hayashibara-city.jp/

(3)研究所内の見学

1時間弱の座学の後、横山様の先導を受けて、いよいよ研究所内の見学です。

「社員に居心地良く」という方針の通り、建物内は大変綺麗で、随所にこだわりが見られるつくりになっていました。

「売れるかどうかは研究員は考えないでよい。」「時代が後から追いつくかもしれない。将来の種になるものを見つければよい。」という方針から、様々な研究がされています。

何と、一部の研究室内に入れて頂き、細胞を液体窒素で保存している現物を見せていただきました。

フリースペースや食堂にも、社員に対する心遣いが見られました。

食堂は、価格、メニュー、利用時間とも魅力的なものにし、社員同士がコミュニケーションをとりやすいように配慮されているそうです。

また、社宅や独身寮についても少しご紹介頂きましたが、こちらも参加者から感嘆の声が出るようなもので、地元に根付く企業としての福利厚生の配慮が感じられました。

(但し、研究所で一番手厚い福利厚生を受けているのは、人間ではなくヒト細胞の培養に欠かせないハムスターの皆様だそうです。)

後半に通った通路には、研究所を訪れた著名人の方々の直筆のサインがずらり。

見学者の各人によって、反応する方は異なっていましたが、私としては「ダライ・ラマ」氏の直筆は圧巻でした。

明るい所内
明るい所内。古式顕微鏡の展示もあった
研究設備
窓越しに垣間見る研究設備の数々
所内の案内
研究室内へ。すぐ隣のブースには研究中の所員も
研究室内

以下は、参加者の感想です。

  • 明るくとても洗練された所内の雰囲気に驚きました。そこここの窓からは緑のある風景が目に入り、来訪者だけでなく、研究者にとっても癒される環境づくりをされているように思いました。こういった空間も、発想の源のひとつになるのかもしれませんね。少しの時間ではありましたが、そこに身を置く事で自分にとってもモチベーションを高められる良い機会となりました。(岡本A)
  • 途中から足もとがフカフカのじゅうたんになったのが純粋に気になりました。(穴田)
  • 研究所の各入り口の両サイドにあった鏡は何だったのでしょうか?(岡本B)

(4)応接室に戻って質疑応答

最後に、最初の応接室に戻り、質疑応答の時間を設けていただけました。経営方針や、業務内容など、様々な質問が出ました。

以上、約2時間に渡り、大変刺激の多い企業見学会となりました。最後までお付き合い頂いた、(株)林原の横山様、大変ありがとうございました!!

また、○財会の第1回の企業見学会ということで、つたないご案内の中、呼びかけに答えてご参加頂いた皆様も、ありがとうございました。また、平日の実施のためご参加頂けなかった方、申し訳ございませんでした。

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おまけです。宇宙人ストラップを頂きました(^^
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(文 岡本 太)